防犯安全大会が開催されました。
12月8日、市立コミュニティセンター大会議室で防犯・防災部会が主催した防犯安全大会が開催されました。
この安全大会では、「防犯活動の基礎理論」と題して、元黒山警察署長の岩間益郎氏が講演されました。
岩間益郎氏は平成20年春から1年間黒山警察の署長をされ、その後茨木警察の署長も歴任されましたので、それ以前の大阪府警時代と合わせた豊富な経験に基づく実践的な話をしていただきました。
安全大会には各自治会から約100名近い方が参加され、熱心に講演を聴講されました。
自主的に防犯を徹底する自助、情報を共有して地域の防犯活動を行う共助、防犯カメラの設置・青パトによる防犯対策・警察組織による治安活動などの公助が一体となった安全・安心のまちづくりの大切さ、そして、参加(一人でも多くの住民に防犯活動に参加してもらう)・体験(犯罪の被害者になって初めて防犯活動の重要性を認識する)・実践型(防犯対策を実践する)の防犯活動に基づく「自主防犯組織の強化」の話を具体的な事例を交えて話していただきました。
休憩をはさんで「犯罪の巧妙化・広域化・スピード化に対抗する手段」として「自然監視」、「機械監視」、「組織監視」の三種類の監視をうまく活用する話をされました。
その中で特に印象的だったのは、「防犯カメラの威力は特効薬に該当するーその存在だけで犯罪の抑止になる」という話でした。
防犯カメラについては、南中学校地域にも防犯カメラの設置を市に働きかけていますが、今のところ実現していませんので、この話を機にさらに防犯カメラの設置を市に働きかけていきたいと思います。
岩間講師の話に熱心に聞き入る参加者
岩間先生、有意義な講演ありがとうございました。