南中円卓会議設立5周年記念「まちづくりを語る市民の集い」が開催されました
1月18日13時30分からコミュニティセンター大会議室で南中円卓会議設立5周年を記念して「まちづくりを語る市民の集い」が開催され92名の方が参加されました。
この「集い」開催の目的は、平成21年2月11日に南中円卓会議が設立して5周年を迎えるに当たり、これまでの活動を振り返りながら「地域住民によるまちづくり」について市民の皆さんと語り、意見交換をして、さらに「南中円卓会議」の活動を発展させ、より開かれた「南中円卓会議」にしていくためです。
当日のプログラム
アトラクション 「津軽三味線」 演奏 笑風会口野さん親子
(第1部 設立後5年間の活動)
1.「まちづくり円卓会議創設の意図と目的」 大阪狭山市政策調整室理事 東 美好 理事
2.南中円卓会議の設立と運営 南中円卓会議事務局代表 川竹 了 さん
3.南中円卓会議5年間の活動 南中円卓会議前議長 金子 誠治さん
4.南中円卓会議のNPO法人化と今後の課題 南中円卓会議議長 有田 之久さん
(第2部 参加者との意見交換)
司会(コーディネーター)は、南中円卓会議理事で大阪狭山市市民活動支援センター所長の白井 隆さんにお願いしました。
今回の「街づくりを語る市民の集い」の内容については、「南中円卓会議ニュース20号」(ホームページ南中円卓会議ニュース)をご覧下さい。
この集いに参加された方にアンケートをお願いし、42名の方から回答をいただきましたので、いかにその一部をご紹介します。
アンケート結果
設問1 「今後、どのような活動をするとよいですか?」
1. センター地区の路上駐車の一掃。歩道走行自転車の取り締まり。
2. 近大病院の撤退など負の状況に伴い一層の地域活性事業が必要になる。
3. 若年層の参加促進は急務。
4. 水道管付け替えや道路の改修などの予定・計画を含めて南中校区にかかわる市政を「ニュース」にのせてほしい。
5. 市の事業との連携を積極的、ていねいにしてほしい(南中区位の自治会ができるように)
6. 狭い当市でも、昨年は3人交通事故死と聞きました。危険個所に目配りを。当市では年に12人くらいの自殺者があるそうです。住みよい街づくりに配慮、対策を。
7. NPO法人となり、毎年の狭山池まつりに積極的に参加(出店など)
8. イベント的活動から計画的継続的なまちづくり活動へ進展を。最終的には市民運営の区役所へ。
9. 避難場所の開設、応急救護所も同時に開設。
10. 元気クラブに参加しております。これからも皆さんと協力して長く続けたいと思います。
11. 地域の活性化に関する活動を期待。
設問2 「NPO法人と課題」について、気になった点があったら下にお書きください。
1. 市民の声をよく聞き、長期的発展と住みやすい街づくりを進めてほしい。
2. これは画期的なことと思っています。ただし、会計監査をしっかりやっていただきたい。議員とは一線を画すこと。
3. 行政の縛りがあるとは思うが、今後遠慮することなくどんどん行動を起こしてもらいたい。
4. 大阪狭山市が動いてくれないので、近大病院救命センターが堺市泉ヶ丘駅に移動するまでに狭山南第二小学校に救護所開設を市に言ってほしい。開設しないと将来大地震が起こり避難場所が開設できない。
5. NPO円卓会議と他グループ(自治会、老人会・・)との関係がよくわからなかった。(相乗効果が必要)
設問3 「パネルDISCUSSIONに関し、ご意見をお書きください。」
1. “サロンみらい”の利用方法
2. 一般参加者からの意見が活発に出て、いいまとまりになった。
3. 市役所担当者の参加は有意義であった。
4. 時間が少なかった。
5. 時間に制約があり、解決は中途半端になり、むずかしい問題。
6. 小さくまとまらないで大きなビジョンを揚げて活動していただきたい。
7. 質問者には事前に要旨をまとめて提出させるようにすべき。
8. 発言役員さんのお話は歯切れ滑舌よく、さすがと拝聴。ただ役員を独占せず、後進に道を譲るということも考えていただきたい。地区長など長期独占しているところが多い。役員の長期化で問題発生した「地区」もある。
9. 市が無関心を示すのはよくないと思った(空き家等の対施策)。
10. 防災問題は広域で考える必要があると市民の質問でよくわかった。近大病院は狭山としてもっとケア、重視する必要があったのではないか。
設問4 「その他円卓会議へのご意見をお書きください。
1.自治会活動にもっと力を入れて。
2.人材確保の具体的な方法をプロジェクトで検討すべき。
3.自治会を通じて円卓への意見集約(多くの意見集め)をしてほしい。
4.マナー改善(路上駐車、歩道の自転車通行)的なものの取り組み。単身世帯の緊急時共助を考える。
活性化の問題も緊急の課題。
5.”カフェみらい”を南中の空き教室を使ってもう少し規模を大きくすれば。世代交流の場にも、防犯対策上も意義があると考える。
6.市議会と連携して、南中学校区選出の議員でNPO主催の市政報告会をされたい。
7.市の人手が足りない部分をボランティアを使ってやろう、そのための費用を500万円出しますなどとみみっちいことで「ミニ市役所」になるはずがない。5億円なり、10億円を出させて「円卓地域自治」をしてください。教育にも道路にも耐震対策にもいかようにも使ってくださいと毎年やれば、NPOの目的は一挙に達成でき、住民すべてが関心を持ちます。すぐ解決する事業が多いと思います。
今のままでは、自治会に入らない20%の人は円卓にもあまり関心を持たないでしょう。
8.子供の活動(楽しみ活動を中心に)を円卓が盛んにする取り組みが必要です。できれば中、高、大学も。
9.近大移転について「円卓」はどう対処するのか。
10.①防災・減災の組織強化、②帰宅難民(南方面への)救援対策、③無所属の市会議員の擁立、④なんでも「市役所」でなく、市民のできることは市民で、⑤高齢者の活用。
11.地産地消活動の準備をしています。4月に体制が整う予定ですので、朝市等で連携お願いいたします。
12.自治会、市民を巻き込んだ円卓会議へ発展を祈る。
13.いろいろ参考になりました。オープニングがよかった。
14.防犯・防災に今後力を入れてほしい。
15.NPO円卓会議の活動が全国のベストプラクティスになるよう希望。