「痛み」をテーマにした健康講演会が開催されました

 9月18日市立コミュニティセンター会議室で「痛み」に関する健康講演会が開催されました。
 講師は兵田病院の理事長や兵田病院の専門の先生方でした。

 まず、理事長の兵田 恒先生が「高齢者の痛み」と題したお話をされました。
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 「人が二足歩行するようになったために、体のいろんなところに歪が発生して、これが引き金になり痛みがでるようになりました。

ペインクリニックとは神経ブロック(特殊の注射療法)の技術で、疼痛をはじめ、麻痺、痙攣、血行不全などの疾患の診断と治療を行うもので、人間に備わっている自然治癒力を引き出そうとする治療法です。関西では、注射療法と鍼灸、漢方治療を併用して治療します。」との説明のあと、

 講演では、変形性椎間板、脊椎分離、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、骨粗鬆症、圧迫骨折、ひざ関節損傷、顔面神経痛など多くの事例の注意点、治療法などについて詳しく説明していただきました。いろんな病気があることやそれぞれに治療法があることに驚きました。聞かれた方々は、疼痛を感じたら早めに専門の先生に診ていただくのがよいと感じられたと思います。

 また、質問の時間では、日ごろの運動としては水泳が全身運動として最適であること、腰痛予防には腹筋と背筋を鍛えるのが効果があること、疼痛には急性期には冷やすことが重要であることなどを教わりました。
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 演題2は「高齢者のリハビリテーション」と題してリハビリ科科長の長岡 達彦先生から、主にロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)についてお話しされました。ロコモかどうかは7つのロコモチェックで確認できることや、ロコモーショントレーニングの方法について教わりました。詳しいパンフレットが配布されましたので、皆さんでやってみましょう。

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 演題3は「介護保険 利用サービス」と題してケアプランセンター所長の山本 雅子先生がお話しされました。
 介護保険の概要や介護保険利用の手順、サービス内容、用具の貸与・購入、住宅の改修などについて具体的な内容について詳しくお話しいただきました。 
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91名の方が講演を聴きに来場され熱心にお話を聴いておられました。
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次回の健康講演会は、近畿大学医学部の先生を講師にお招きして以下のテーマでお話していただきます。
先着200名定員です。奮ってご参加ください。

  日 時:11月30日(土)14時、市立コミュニティセンター4階会議室
  演 題:1) 「認知症とは」
         リハビリテーション科、メンタルヘルス科 花田一志先生
      2) 画像診断・PET診断
         早期認知症センター 副センター長 石井一成教授

 

 

 

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